詩 嘗夜(かつての夜) 2013年3月31日 klleya 祠に見舞う精霊に問う 生きる意味とは? 嘗ての夜は永遠(とわ)に 繁栄が許されていた 東の地ならではの思し召し 何時(いつ)しか我欲(わがよく)に囚われる 身勝手な者達が増え神は全てを見放した 在りし日の夜滅びの時を迎える 嘗ての夜に意味があったのかと 今更ながらに問い掛ける 今は最早破滅以外の選択肢は無い 消えゆく大地と微笑み 静寂がこの地を支配し終焉を迎える