神夜

神が創りし世界
新たに選ばれし者だけが
これからの世界を創り繁栄を齎す

聖なる夜に向け初春から初秋まで
休む事なく新たな世界を創りゆく

初秋から初冬に掛け
大いなる啓示を神より受け
新たな人達を導きゆく指導者を
彼の地から呼び寄せる

祠の前で誓いを立てる
理想郷と称された世界が
かつて彼の地にあった事を
古文書より知る

嘗ての破局から数千年が過ぎ
今宵、佳境を迎える
数千年の時を得て新たな世界が
漸く神より選ばれし物に与えられる
その世界が理想郷であり、
神夜と呼ばれる聖なる夜が
多くの人達に幸せと繁栄を齎した

朝がやがて訪れる
目が覚めた時、古文書を手に持ち
神からの啓示を知る
新たな世界が完成しえた時
本当の意味での幸せと繁栄が訪れる
今宵、滔々其の時が訪れる