詩 哀愁 2011年11月3日 klleya 哀愁漂う秋の夜 静寂が誘う漆黒の闇 修羅と化す明けの夜 心が晴れる事は二度と無い 全てが霧と化す修羅の心 人としての心は微塵も無い 全てが木端微塵に消え去れば 永遠の苦しみ哀しみから逃れられると そう信じていた 修羅から阿修羅と化し 人だった記憶は最早消え失せ 宿るのは修羅と化した心と魂 極限まで修羅となり阿修羅と化す 永遠に享受する静寂の夜 全てが無に還り全ての思考が 今宵止まり永遠に哀愁漂う 世界だけが永遠に残り続ける