詩 秘境 2011年12月4日 klleya 師走といわれる月に秘境を探し当てる 永遠の眠りに着いたかのように瞬時に 意識は秘境のある世界へ旅立つ 架の夜では見られなかった常夏の風景が 新鮮な気分にさせてくれる 今宵より新たな地で新たな人生が始まる 赤き闇夜と青い静寂に苛まれ肩身の狭い思いを ずっと永遠に頂き続けていたが 今宵最早それは過去の物となる 虹色に朱色に輝く時此の世での業(ごう)から 全て解き放たれ全ての自由を手に入れる