詩 氷 2015年7月7日 klleya 氷の夜 凍てつく寒さに人としての生気は全て消え 朱の夜 修羅と化し氷の世界を滅し自身すら消し去る 行くあての無い魂 かつて滅ぼした世界に 未練を頂き過去世に行く 永遠に戻る術は無い事を 今漸く知る 永遠に取り残される魂に 誰も手は差し伸べず 魂が消える日をひたすら待ち続ける 闇の夜 消える術が無い魂に最早誰も期待せず 滅の夜 迷える魂が消え永遠に滅びる