木の葉が舞う
神秘な大地に誘われ
君の幻影を垣間見て
微笑んでくれた君を
抱きしめようと
不思議な気配のする
木々に近づいて
そっと君に囁いた
激しさを増す
この大地に
潜みかけた雨風に
惨禍を解き放たれ
彷徨う二人を導く
光に途切れ途切れに
残影が
浮かびかけていて
激しい風に導かれて
君のいるあの場所に
行けたらそっと
君を抱きしめて
いつか二人で
過ごせたらと
あの場所への想いを
確かめて
朝焼けに気づいた
淡い想いに導かれた
二人に木々の精霊が
囁いてきて
夕焼けになる前に
あの時の想いを
確かめに
君のいる場所に
行きたいと
願っていた
辛い想いを
解き放てと
木々の精霊が囁いて
しばしのときを
木々の近くの場所で
過ごして
途切れ途切れに
伝わる君への想いを
確かめていて
激しい風に導かれて
君のいる場所に
行きたいと願い
木々の精霊に
囁かれた道を
ただひたすら進み
君のいる場所に
辿り着けて
激しい風から解き
放たれてふと
君のことを意識して
気が付けば
君が近くにいた
初めて出会った
場所で君をそっと
抱きしめて