「詩」カテゴリーアーカイブ

輪廻

微夜の世界に生まれし物
啓示を受け新たな輪廻の世界で甦る

甦りしの夜
辺り一面に蓮華の花が咲く
希望の海にこれからの未来を見据えて

社から新たな世界を見渡す
光が射し込めた先に見えたのは
笑顔の絶えない人々のいる未来という地

掛けがえのない想いを抱き
これから受ける沢山の試練を乗り越え
礎となり未来の世界へと新たな魂で旅立った

浄化

魂が浄化を願っている
浄化前の魂が抱いていた荒んだ心
凄惨な記憶を全て消し去り
輪廻転生し新たな生を受ける

前世の所業は記憶から消え去り
真っ新な心を持って新たに地へ降り行く
今宵は全て雲一つも無い
星達の祝福を受け
良き日々をこれからも末永く過ごし続ける

新たな地が全て浄化される頃
永遠(とわ)の繁栄が約束される
古来からの約束の地とは
新たな地の事だから
永遠(とわ)の幸せを手に入れ
永遠の日々をこの地で過ごす

魂(たましい)

魂が解き放たれる頃
悲嘆から笑顔を取り戻す
微笑む君の顔を思い出し
安らかな心を取り戻す

荒んだ世界も徐々に希望を取戻し
今宵より前向きな気持ちで
新たな世界で暫しの時を過ごす

あれから数年が経ち
悲壮感は全て消え
繁栄と未来への展望を
考える余裕が出来
これからの日々を大事に過ごす

古えからの呪縛は最早消え
全てが自由になり
自らの考えを元に
自己の責任において行動に移す

さらなる繁栄と発展を
この地へ齎したい
全てはあの日の誓いから
今宵、想いは永遠となる

祠(ほこら)

焔の灯を社の祠で垣間見る
呪縛に囚われた静寂の夜に
降りしきる大粒の雨に
身を晒し掛ける

祠に見舞う精霊に
何かを問い掛ける
時既に遅しと
絶望を抱く答えを受け取り
悲嘆に暮れる

焔に問い掛ける
最早為す術は無いのか
最早手遅れなのか
救いの余地は最早無いのか
焔は答える

「最早救われる余地は無い」

答えを受け取り
最早自らの進むべき道は
祠へ赴きこの世界からの
永遠(とわ)の解放を願う
それ以外に救われる術は無い

哀しさに明け暮れる日々から
最早解き放れたく
消える期待と未来への希望
まやかしだらけの日々から
解き放れたい

在りし日の朝
永遠(とわ)の絶望から魂が
解き放たれる
新たな世界への旅立ち
最早悲嘆に暮れる事も無く
悲壮感漂う世界は消えゆく
哀しき夢からようやく解き放たれて
希望を頂ける未来の世界へ今宵旅立つ
祠に見舞う精霊に囁く

「漸く(ようやく)呪縛から解き放たれる」

新たな世界へ今宵旅立つ
新たな世界は希望を頂ける未来の世界
新たな祠に誓いと決意を込め
自らの信ずる道を只只管進めていく

赤き闇夜

赤い世界にいる
辺り一面に闇夜が広がる
一連の花を見つめ
只ならぬ決意を今宵表明する

赤き闇夜に立ち向かうには
今しか無く、もはや悠長な事は言ってられない
一連の花はもう微笑まない
微笑む事を忘れてしまう世界

赤き闇夜の襲来を今宵受ける
避けられぬ戦いに今立ち向かう
この先にある繁栄と未来の為に

赤き闇夜が消える頃
邪気な想いは消え去り
辺り一面に光が立ち込める
救国を達成したその時
繁栄と素敵な未来が訪れる

夜景

ある日の夜、海辺に佇む
綺麗な夜景を垣間見て
在りし日の幸せな記憶を思い出す

幸せを求めて異次元の世界へ
彷徨ったもののそこには幸せは
一欠片も無く、不条理以外の
何物しか無い

幾つか彷徨い続けた後に
幸せの意味を悟る
在りし日に描いていた幸せと
今の幸せは違う事を
刻一刻と定義が変わりゆく
今この世界に無事いれる事自体が
幸せなのだと気付く

外を見上げる
そこには在りし日と同じ夜景が見えていた
夢の中で魂となり社へ
迎え入れられた先で問い掛けていた答えを導き出す
幸せは自らで手に入れる物
そう悟り、夢から覚め行く

海辺から帰途につく途中で
公園らしき場所で夜景を見つめる
今夜の夜景はあの日と同じ綺麗な夜景
これからも永遠に幸せの一時を享受し
自らを磨き、精進し続ける

社を通り過ぎ未来への道を進み続ける

幻(まぼろし)

ある日の朝、君の幻影を見る
懐かしさが込み上げる涼しい朝
何時からか抑えていた想いが甦る

数年の時を経て、幻影が現実となる
現実の世界で君と再会する
永遠という名の世界で
永遠の至福の時を二人きりで
永遠に過ごし続ける

社(やしろ)

社に佇む一人の希望無き魂
何故行き場を失ったかのか
自らも解らない

社に初めて来た日の夜
最早救われる手段は何も無い事に気付く
最早救われる日は二度と来ない事を
この日初めて知り後悔する

安らぎを得るはずの社で
悲観的な心を垣間見せる迷える魂
そのような日々に終止符を打つ転機が訪れる

神々しい光が辺り一面に訪れる
救いの言葉を神々が迷える魂に声掛ける
精霊がそっとささやいたかのように
迷いが晴れ、この日初めて魂は救われる

社は神々しい光に覆われ
ずっと漂っていた霧からも解き放たれ
かつての構造しい社が甦る

永遠に輝き続ける日がこの日ようやく始まる
二千年の時を経て

焔(ほむら)

焔に包まれる夜更けの地
神秘的な焔に見惚れ
やがて朝が来るのを待ち続ける

焔の夜となる背景には
古えからの呪縛から
ようやく解き放たれる日が
到来したから

古き社に未だ解き放たれない魂がある
浄化の兆しが来る今日の夜
焔の灯はもうすぐ近くまで来ている

不条理から希望の世へ推移する今日この日
安らかに焔は消え去り、穏やかな日々が
永遠となり訪れる

甦日

失い掛けた絆を取戻し
もう一度日が昇る時を
只管(ひたすら)待ち続ける

自ら率先して嘗て(かつて)の想いを
取戻し甦りしあの日への
期待を滲ませる

荒んだ過去からは最早(もはや)何も得られない
ただ過去を通して現在(いま)、未来がある
未来を希望溢れる未来とする為
多くを救えるよう甦りし日を
1日でも早く実現させる

希望という名の日が甦る頃
甦日(よみがえりひ)として新たに始まる
永久(とわ)に大事にしたい想い
此れからもずっとこの想いを大事にしていきたい